やさいのはなし「じゃがいも」
2018年01月11日
やさいのはなし、今回は「じゃがいも」です。
じゃがいもは、ナス科ナス属の多年草の植物。5、6月頃に採れる春じゃがと11、12月頃に採れる秋じゃががあります。
春じゃがの代表品種には男爵、メークイン、秋じゃがの代表品種にはデジマ、アンデスレッドなどがあります。
今回は、秋じゃがを紹介します。
秋じゃがは、春じゃがに比べて収穫量は少なくなりますが、いものでんぷんの割合が多くなり、春じゃがよりホクホク感が増すのが特長です。
枯れてるようにみえる葉は、霜でやられている証拠。これは、畑に霜がおりるくらい寒くなるとじゃがいもが自身に養分を溜め込み、葉に栄養が届きにくくなるからです。
一見元気がないようですが、実は「もう美味しいですよ」の合図なんです。
じゃがいもは、寝かしたほうが美味しくなるといわれていますが、エミニニオーガニックファームの畑では堀りたてでも美味しいじゃがいもが採れました。
秋じゃがは蒸して食べるのがおすすめです。蒸したらつぶして、オリーブ油またはバターと塩で味付けすれば、ホクホク感を楽しめるポテトサラダの出来上がりです。
冷蔵庫には入れず、風通しのよい冷暗所で保存。日に当てると芽に含まれる毒素・ソラニンが生成されるので要注意。